ドジャース・大谷翔平、九回二死で連敗阻止の決勝二塁打!「何とか打ちたいと思っていた」 球宴前行事には真美子さんと参加の意向

AI要約

ドジャースの大谷翔平投手が九回に決勝の適時二塁打を放ち、4-3で逆転勝利。4連敗をストップさせる。

大谷は30歳の誕生日を終え、初めての誕生日は妻と家で手作りケーキでお祝い。さらなる進化を求める意向を示す。

オールスターゲームに出場予定で、選手達が恒例のレッドカーペットショーに参加。真美子さんと愛犬も同行予定。

ドジャース・大谷翔平、九回二死で連敗阻止の決勝二塁打!「何とか打ちたいと思っていた」 球宴前行事には真美子さんと参加の意向

タイガース3-4ドジャース(12日、デトロイト=竹濱江利子通信員)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)はタイガース戦に「1番・DH」で出場し、3―3の九回に中越えへ決勝の適時二塁打を放った。チームは4―3で逆転勝ちし、連敗を4でストップ。大谷は4年連続で選出されたオールスター戦(16日=日本時間17日、アーリントン)の試合前恒例行事「レッドカーペットショー」に、現状では夫人の真美子さん(27)とともに参加する意向を示した。

手に残る感触が確かだったのか、一度は確信歩きを見せた。3-2の九回2死一、三塁。大谷が内角高めのシンカーを捉えると、打球は中堅方向に一直線に伸びてワンバウンドでフェンスを越えた。値千金の決勝二塁打で、4連敗中のチームを救った。

「何とか打ちたいと思っていた。連敗中でタフな試合が続いていましたし、シリーズを初戦を取れたのがまず大きい」

幻のメジャー通算200号だった。この一打の飛距離は403フィート(約122・8メートル)。敵地コメリカ・パークは中堅フェンスまで412フィート(約125・6メートル)と深くフェンスオーバーさせられなかったが、中堅まで395フィート(約120・4メートル)のドジャースタジアムを含め、10球場では本塁打の当たりだった。

試合後は、5日に30歳を迎えてから初めて取材対応。結婚して初の誕生日は夫人の真美子さん(27)が手作りのケーキでお祝いしてくれたという。「家で(お祝いを)してもらいました。おいしいケーキでした」と笑顔を見せた。

年齢については「数字だけ」と言い切り「技術も年を重ねるごとに上がっているし、フィジカルも毎年(数字を)更新している。維持するよりはもっと上げていくイメージ」と、さらなる進化を求めている。昨年9月に右肘の手術を受け、今季は二刀流を封印し打者に専念。リーグトップの28本塁打を放つなど、4年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャース打線をけん引している。

残り2試合の前半戦を終えた後、16日(日本時間17日)にはファン投票で4年連続4度目の選出となったオールスター戦に出場する。選手は試合前に行われるレッドカーペットショーに、家族や恋人らを連れ添って参加するのが恒例だ。

大谷は真美子さんの参加について「今のところはその予定だけど、当日になってみないと分からない」と現状の予定を明かし、愛犬のデコピンは「一緒に行くと思う」と語った。通算200号の節目を達成し、真夏の祭典へと向かう。