ニューバランスがFC東京3rdユニとスパイク新モデル発表 日本代表スターとの契約にも意欲

AI要約

ニューバランスがFC東京のオフィシャルサプライヤーとして新色ユニフォームとスパイクを発表。

サッカー分野に進出し、イングランド代表FWサカやブラジル代表FWエンドリッキと契約。日本代表選手との契約も検討中。

ニューバランスは野球界でも認知度が上がり、スター選手との契約を期待している。

 FC東京のオフィシャルサプライヤーを務めるニューバランスが13日、国立競技場で「FC東京-アルビレックス新潟」の試合前に、東京のサードユニホームと、スパイク「442 v2」「Furon v7」の新色モデルを発表した。

 15年からフットボール分野に参入。イングランド代表FWサカ、17歳のブラジル代表の新星FWエンドリッキと契約し、サッカー界でも認知され市場を広げている。この日、サッカーの日本代表クラスの選手との新規契約について発表予定だったが延期となった。

 ニューバランスジャパンの久保田伸一社長が取材に応じ、フットボール市場の拡大に言及。後発組ながらも売り上げが伸びており「日本のニーズに応える商品として支持を得られるようになって順調に伸びてきている」と明かした。高校年代は「裏選手権」(高校サッカー選手権に出られないチームの全国大会)など、非公式の全国大会を開催し、育成年代の子供たちのブランドポジションが向上しているという。

 ニューバランスと言えば、野球界でメジャーリーグのドジャース大谷翔平選手と契約で、世界中でブランドの認知度が上がっている。サッカー界でも日本代表のスター選手との契約が期待される中、久保田社長は「水面下でいろんな形でアプローチしている。いずれは、そういうチャンスが巡ってくるのではないか」と話した。【岩田千代巳】