仙台育英が大勝 151キロ右腕の山口廉王は登板せずも盤石、次戦は東北-石巻工の勝者と/宮城

AI要約

仙台育英が15-0で松島を下し、投手陣と打線が活躍した。

投手陣は武藤陽世、大山隆真、内山璃力が好投し、打線も佐々木義恭のホームランなどで得点を重ねた。

次戦はノーシードの東北-石巻工の勝者と対戦する。

<高校野球宮城大会:仙台育英15-0松島◇13日◇2回戦◇仙台市民球場

 昨夏甲子園準優勝で第1シードの仙台育英が初戦で大勝した。

 投手陣は質量ともに豊富だった。先発した背番号11の左腕・武藤陽世投手(3年)は、140キロ前後の直球と鋭いスライダーなどで2回を無失点。3回からは背番号17を背負う左サイドハンドの大山隆真投手(3年)が登板。インステップ気味のフォームから角度のある球を投げ込んだ。

 15点リードの5回からは背番号18の右腕・内山璃力(りき)投手(3年)がマウンドへ。先頭に四球を与えるも、勢いのある投球で試合を締めた。

 打線は初回に相手のミスに乗じて4点を先制。2回は2番の佐々木義恭外野手(2年)の右翼席へのソロが飛び出すと、その後は足技も絡めて着々とリードを広げた。

 プロも注目する最速151キロの193センチ右腕・山口廉王(れお)投手(3年)は登板しなかった。

 仙台育英の次戦は15日午前9時、石巻市民球場で今大会ノーシードの東北-石巻工の勝者と対戦する。