長谷部誠氏、地元藤枝市主催のセレモニーに出席 藤枝東の後輩・成岡翔氏とトークイベントも

AI要約

長谷部誠氏が藤枝市主催のセレモニーに出席し、引退の感謝を伝えた。

元サッカー日本代表主将は藤枝東高の後輩と共にトークイベントを楽しんだ。

アイントラハト・フランクフルトのアシスタントコーチ就任が発表され、長谷部氏は第2のサッカー人生に向けて決意を語った。

長谷部誠氏、地元藤枝市主催のセレモニーに出席 藤枝東の後輩・成岡翔氏とトークイベントも

 今季限りで現役を引退した元サッカー日本代表主将の長谷部誠氏(40=藤枝市出身、藤枝東高出)が12日、藤枝市主催のセレモニーに出席した。抽選で選ばれた市民ら約650人の拍手に迎えられて登壇すると、これまでの感謝を伝えた。

 「みなさんの前で引退の報告ができることをうれしく思います。サッカー選手として、素晴らしいキャリアを終えることができた。みなさんのサポートに感謝しています。長い間ありがとうございました」。

 藤枝東高の後輩でJ1磐田などでプレーした成岡翔氏(40)とのトークイベントでは、同校でのエピソードなど昔話で会場を盛り上げた。子どもたちへのメッセージを問われると、自身の経験を踏まえ「今やるべきことを、しっかりと今やること。それを継続してやっていくこと。その積み重ねが、大きなものにつながっていくと思う」と笑顔で呼びかけた。

 前日11日には、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトからU-21チームのアシスタントコーチ就任が発表された。長谷部氏は「これからもみなさんに誇りに思ってもらえるような、何か活力を与えられるような存在でありたい」と第2のサッカー人生を見据え、決意を語った。【前田和哉】