「バットが復活しつつあるね」 吉田正尚、4号2ラン含む3安打4打点で完封勝利に貢献! 元楽天の解説者も納得

AI要約

レッドソックスの吉田正尚外野手がアスレチックス戦で4打数3安打、4打点を挙げる活躍を見せ、チームも7-0で完封勝利を収めた。

吉田は内角球を引っ張って2ランを放つなど復活の兆しを見せ、打率も持ち直しを見せている。

地元中継局も吉田の活躍を称賛し、「吉田は4打点の『ビッグ・ナイト』です!」と喜びを表現した。

「バットが復活しつつあるね」 吉田正尚、4号2ラン含む3安打4打点で完封勝利に貢献! 元楽天の解説者も納得

◇11日(日本時間12日) レッドソックス7―0アスレチックス(ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は、地元のアスレチックス戦で「6番・指名打者」で出場し、4号2ランを放つなど4打数3安打、4打点。チームも完封勝ちし、貯金を今季最多タイの「10」(51勝41敗)とした。

 本物の復活だ。1回2死満塁の第1打席は内角球を引っ張って一、二塁間を抜き、2者を迎え入れる先制タイムリー。6回は左腕ミュラーの内角高め149キロ直球を、狙っていたかのように体を開き気味に振り抜いた。打球は右中間フェンス奥の自軍ブルペンに飛び込む2ランとなり、7月は9試合で4度目のマルチ安打。さらに8回の右前打で、今季3度目の3安打”猛打賞”となった。

 6回の一発に、地元中継局NESNのデーブ・オブライエン実況は「吉田は4打点の『ビッグ・ナイト』です!」と声を張り上げ、元楽天のケビン・ユーキリス解説者は「バットが復活しつつあるね。1回はタイムリーで先制の2点をたたき出し、そしてこの一発でさらに2打点。うまく腕をたたんで運んだな」と、うれしそうに語った。

 6月23日時点で2割2分8厘まで落ち込んでいた打率は、2割6分5厘まで持ち直した。その間は14試合でマルチ安打は6度。打率3割4分6厘(52打数18安打)、2本塁打、12打点をマークしている。(写真はAP)