【天皇杯】湘南FW鈴木章斗、1分間で2度ゴールネット揺らす「コースが良かった」会心ミドル

AI要約

湘南ベルマーレFW鈴木章斗が1分間で2度もゴールを挙げ、チームを勝利に導く。

鈴木は決勝ゴールを決め、リーグ戦での巻き返しを誓う。

2トップの定位置争いの中で自信を持ち、プレーに繋げようとする鈴木。

【天皇杯】湘南FW鈴木章斗、1分間で2度ゴールネット揺らす「コースが良かった」会心ミドル

<天皇杯:湘南1-0東京V>◇3回戦◇10日◇レモンガスS

 湘南ベルマーレFW鈴木章斗(20)が、1分間で2度もゴールネットを揺らした。

 東京ヴェルディ戦の後半21分、ゴール前に出たパスを右足で押し込んだ。均衡を破ったと思ったところオフサイドでノーゴールに。しかし、プレー再開からわずか30秒ほどの同21分だ。再び敵陣へ攻め込むと、エリア外、約25メートルの位置から右足でゴール右隅へと低い弾道の強烈な一撃を決めた。

 この1点が決勝ゴールとなり、チームは4回戦(ラウンド16)への切符を手にした。鈴木は「(シュートの)イメージはもっと上から(地面に)落とす感じだったけど、コースが良かった」と満足そうに振り返った。

 2トップの定位置争いで一歩出遅れている。リーグ戦では18試合3得点。FWルキアン(22試合8得点)、福田翔生(20試合7得点)がファーストチョイスとなっており、その後に構えている。

 「負けたくない。これまでの試合を振り返ると物足りないものがあった。今日は結果につながって良かった。新しい自分へのきっかけになれば。自信になったし、もっと自信もってプレーしたい」

 この日の決勝ゴールをきっかけにして、リーグ戦での巻き返しを誓った。