大学野球日本代表、初参加のプラハベースボールウイーク全勝V 決勝戦で台湾に勝利

AI要約

大学日本代表が粘り強く後半の逆転で台湾を制し、大会初参加で初優勝を果たした。

5回に1点を許すもあきらめず、6回に逆転。7回に追加点を挙げて試合を制した。

投手陣も小刻みな継投で、最速159キロの中村優斗投手が守護神として活躍し最後を締めた。

<第43回プラハ・ベースボールウイーク2024:日本5-3台湾>◇10日◇決勝◇チェコ・プラハ

 大学日本代表が粘り強く後半の逆転で台湾を制し、大会初参加で初優勝を果たした。

 5回に1点勝ち越しを許したが、あきらめなかった。2-3で迎えた6回、1死一、二塁から青学大・西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)のショートへの適時内安打で同点。なおも1死満塁から大商大・渡部聖弥外野手(4年=広陵)の二ゴロの間に三塁走者を迎え入れ、この回、逆転に成功。7回には1死一塁から中大・繁永晟内野手(4年=大阪桐蔭)のショートへの打球を相手敵失。貴重な1点を挙げ試合を決めた。

 投げては日体大・寺西成騎投手(4年=星稜)から3投手の小刻みな継投で、最後は最速159キロの日本の守護神、愛知工大・中村優斗投手(4年=諫早農)が試合を締めた。

 日本はプラハベースボールウイークには初参加も、全勝で初優勝。12日から行われるオランダ・ハーレムでの第31回ベースボールウイークへ、弾みをつけた。