「辞めるつもりだった」と明かした大谷譲二「ムカつくわけでもなく、ぶん殴りたいわけでもない」と三富への複雑な感情を明かす【PPPTOKYO】

AI要約

プロレスラー・大谷譲二が、大門寺崇に敗れた試合後、三富兜翔にシングルマッチを要求するも、複雑な心境を抱えている。

大門寺は大谷を刺激し、三富への感情をぶつけるきっかけを作り、大谷は葛藤しつつもプロレスで決着をつける覚悟を見せる。

大谷は三富への思いとの葛藤を語りながらも、9月の大会での対決に向けて覚悟を固めていく。

「辞めるつもりだった」と明かした大谷譲二「ムカつくわけでもなく、ぶん殴りたいわけでもない」と三富への複雑な感情を明かす【PPPTOKYO】

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO ~Vanquish Heaven -天空の祝宴-~」(7月9日、東京・新宿FACE)のメインイベント終了後に、三富に9月大会でのシングルマッチを要求した大谷譲二が試合後、複雑な心中を明かした。

 この日、大谷は27分35秒の激闘の末、大門寺崇(フリー)に敗戦。試合後のマイクで大門寺に焚き付けられる形で、三富へのもやもやをぶつけ、シングルマッチでの対戦をアピールしていた。

 試合後のバックステージで大門寺は「これが大門寺崇の仕事だ。ここに至るまで、ネット上でいろいろな意見が、いろんな思いが飛び交ったが、どこまで行っても俺たちレスラーはその場で、そのたった一瞬でプロレスというものを見せるだけだ。このメディアが。まだまだ俺は数は呼べないかもしれない。数は獲れないかもしれないな。でもその場にいる観客全員、そしてレスラー、戦うレスラー、セコンドにいるレスラー、その全員を巻き込むのは俺だ。今日の戦いを通して、大谷譲二になにかいい方向、何か彼の感情が、何か新しいものが彼の中で生まれればいいと思っている。それをつないでいくのが俺だ」と語り、大谷を呼び込むと「誰に届くかは分かんねえけど、少なからず、この場にいた人間には届いたはずだ。胸張って進んでいこうぜ。もしよかったら、クソ野郎に何かコメント出しといて。俺はお前サイドで9月10日は見ているからな」と言い残してこの場を去った。

 残された大谷は「俺、マジで明日、三富さんに送るLINEとか作っていて。マジな話、“今までありがとうございました。今後についてのお話をしたいと思います。意思としては退団を考えてます”って文章作って明日朝10時に送るつもりだった。言いたいことはあるんだけど、俺はPPPのこと、好きではあるんですよ。俺が言うことで、PPPのマイナスなイメージになる気がして。そういうことはしたくなくて、だけど言いたくて、でも言えなくて。しれっとフェードアウトしようかなって思っていたんですけど、ああいう感じで大門寺に焚き付けられて。タイムツリーからPPPの試合消しちゃったばっかりだったのに。すいません。話がまとまっていないんですが。多分、三富さんは俺のプロレスとか活動とか、多分なめてる、認めてないのは俺は知っている。それはいいや。だからもういいや、と思っていたけど、そこはプロレスでぶつけるしかないのか。うーん。なんか思ってたのと違うけど、9月大会、プロレスで見せます。それでぶつけた結果、やっぱ大谷しょっぺえな、やっぱあいつの行動はドサ回りだと言うならそれまでだし、やっぱあいつ大したもんだと思ったら俺の勝ちだ。もう三富さんとは言わない。三富って言ってやるぞ」と一気に胸の内を吐露。

 今の三富への気持ちを問われると「ムカつくわけでもなく、ぶん殴りたいわけでもない。ただ“そんなんでいいの?”って思うふしが多々あるだけで。それを言うとPPPのマイナスにって。それだけ。怒っているわけではなくて俺がついていけなかったというのもあるんですけど。だから別にムカつくとかはない。考え方の違い。だから文章も“価値観の違いだと思います”と書いたばかりでした。9月ですね。頑張ります」と複雑な心境を明かした。