【柔道】出口ケリー「話しかければ良かったのに…」姉クリスタのパリ裏話披露 五輪報告会 

AI要約

パリ五輪(オリンピック)柔道女子52キロ級代表の出口ケリーが20日、姉の裏話を披露した。都内で所属する日本生命の報告会に出席し、姉と共にねぎらいを受けた。

終了後には姉と陸上の桐生祥秀と一緒に取材対応。五輪での思い出や反省点を語り、今後に期待を寄せる。

出口ケリーは初戦で敗れたが、自身の全力を出し、負けを乗り越えて更に成長することを願っている。

 パリ五輪(オリンピック)柔道女子52キロ級代表の出口ケリー(25=カナダ)が20日、姉の裏話を披露した。都内で所属する日本生命の報告会に出席。姉で57キロ級金メダルのクリスタらと並び、役員や社員からのねぎらいを受けた。

 終了後にはクリスタ、陸上の桐生祥秀と3人で取材対応。五輪での思い出を問われると「食堂でごはんを食べている時に、私は先に食べたい物を取って席に座っていたら、姉が後から来ました。『桐生選手見たけれど、話しかけられなかった…』という…。『同い年(28歳)だから、話しかければ良かったのに…』と私は思っていました」とニヤリ。桐生は「すみません、何かに集中していました」と笑わせた。

 自身は初戦で阿部詩に敗れた。対戦を振り返り「今思えば『あの時にこうしておけば良かった』という反省点がいっぱいあるけれど、あの時の、あの一瞬は、自分なりに全力を出して、自分ができることをしたつもり。今後、この負けで、また強くなれたらなと思います」と前を向いた。【松本航】