高校初本塁打はランニングホームラン 大門の2番平良、快足生かす 全国高校野球選手権広島大会1回戦

AI要約

大門高校の平良圭悟が夏の初戦で高校初本塁打となるランニング本塁打を放ち、チームは快勝。平良は「めちゃくちゃうれしい」と喜びを表した。

試合中にフルカウントから内角高めの直球を強振し、俊足を活かして本塁まで駆け抜けた平良。矢野晃一郎監督もそのプレーを賞賛し、チームの力強いゴロを強調した。

次の祇園北との2回戦に向け、平良は「チャレンジャー精神で勝利を目指す」と意気込んでいる。

高校初本塁打はランニングホームラン 大門の2番平良、快足生かす 全国高校野球選手権広島大会1回戦

 【全国高校野球選手権広島大会1回戦 大門7―1松永(7日)】

 大門の2番平良圭悟が俊足を生かし、夏の初戦で高校初本塁打となるランニング本塁打を放った。チームも快勝し、「めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みで振り返った。

 「絶対に出塁する」と打席に向かった五回1死。フルカウントからの6球目の内角高めの直球を強振し、鋭い打球が三塁線を抜けた。「三塁までいける」と50メートル走6秒3の快足で駆け抜けると、クッションボールの対応を手こずった松永の隙を付き、一気に本塁へ。「三塁コーチを信じて、全力で走るだけだった」と高校初の一打を振り返った。

 矢野晃一郎監督「課題に向き合い、フライではなく、力強いゴロを実践した結果。足が速い持ち味も生きた」と絶賛した。2回戦は祇園北と激突する。平良は「チャレンジャー精神で、全員でこの勢いを持続させる」と勝利への思いを力強く語った。