【西武】渡辺監督代行 野村大樹ベース踏み忘れに「一塁審判は間違えない。絶対に見ている」

AI要約

西武は9日の日本ハム戦で延長10回の末に敗れ、今季8度目の4連敗となった。渡辺久信監督代行はチャンスはあったが、得点できなかったことを振り返り、野村大樹内野手のアピールプレーも取り消されるなど、ミスが勝負を左右したとコメントした。

渡辺代行は選手は全力でプレーしたが、ミスは避けられないとしつつも、点を取ることの重要性を強調。最後のプレーで日本ハムとの違いが出たと分析した。

試合は熱戦であったが、最後の瞬間に冷静さを欠いたミスが負けにつながった。渡辺代行は選手たちに負けを意識したプレーではなく真剣勝負をすることを訴えた。

【西武】渡辺監督代行 野村大樹ベース踏み忘れに「一塁審判は間違えない。絶対に見ている」

 西武は9日の日本ハム戦(ベルーナ)に延長10回の末、1―4と敗れ今季8度目の4連敗。借金はワーストの28となった。

 試合後、渡辺久信監督代行(58)は「(先発・渡辺勇は)しっかり自分の仕事をしてくれたと思います。(打線は)しっかりチャンスは作れていたんですけど、その後が続かなかった。あの回に1点取れていればよかったんですけど、相手は抑えに来ますし、なかなか難しいところ」と同点に追いついた6回一死一、二塁、そして7回一死一、三塁の好機を生かせなかったことを振り返った。

 その上で同代行は5回にトレード加入した野村大樹内野手(23)が移籍後初安打となる〝右中間二塁打〟を放ちながら、一塁踏み忘れのアピールプレーにより取り消されたことに「でも、あれは一塁審判は間違えないですよ。絶対に見てる」と触れこう続けた。「結局、しっかりやるべきことができていなかった。そこに日本ハムとの差が出たというところ。終盤にかけていろんなミスが出て、(延長10回の)勝ち越し点もそうだし、ああいうところで冷静にプレーできなかったというところが、今日の負けにつながった」。

 悔しさを噛み殺しながら、冷静に敗因分析をした渡辺代行は「でも選手はね、負けようと思ってやっているわけではないし、当然真剣にやったプレーの中でこういうミスは出るもの。これはしょうがない。でも、何とかね、ウチも点を取っていかないといけない。今日は本当にいいゲームだったんですけど、最後、先頭をああいう形で出してしっかり向こうは送ってくるというところで、違いが出た」と語り、会見を締めくくっていた。