【ソフトバンク】有原航平、自身の連勝5で終止符 チーム火曜日6連勝でストップ

AI要約

ソフトバンクはオリックスに3-0で敗れ、ハーラートップの有原投手が5連勝ストップ。打線も不振で4番から6番が無安打だった。

ルーキーの広瀬の失策が響き、失点を招いた。併殺も取れず、宗のランニングヒットを許すなど守備面でも課題が残った。

連敗は6で止まり、クリーンアップトリオが不振。山川、近藤の成績も低迷しており、改善が求められる。

【ソフトバンク】有原航平、自身の連勝5で終止符 チーム火曜日6連勝でストップ

◆パ・リーグ オリックス3―0ソフトバンク(9日・京セラドーム大阪)

 ハーラートップの8勝を挙げているソフトバンクの有原航平投手が、7回6安打3失点(自責2)で4敗目。自身の連勝は5でストップし、4月9日の日本ハム戦(熊本)から有原が投げていた火曜日の試合も5月14日の楽天戦(楽天モバイル)以来の黒星で、連勝が6で止まった。

 打線はここ5試合で3度目の完封負け。4番・山川、6月の月間MVPに輝いた5番・近藤とも3打数無安打で、7月の成績は山川が打率1割ちょうどで、0本塁打、1打点。近藤は打率0割6分3厘、0本塁打、0打点と不振が続いている。

 栗原も3打数無安打に終わり、クリーンアップトリオが無安打。スタメン起用された3~5番打者がいずれも無安打に終わるのは5月3日の西武戦(ベルーナ)以来で、「栗原、山川、近藤」に固定された6月1日の広島戦(みずほペイペイ)以降では初の屈辱となった。

 ルーキーの二塁・広瀬が犯した手痛い失策が響いた。0―1の3回2死二塁で一塁寄りのゴロをさばくと、一塁に送球したが、一塁・中村晃の頭を大きく超える悪送球で、二走・西川が生還した(記録は二ゴロ失策)。

 さらに0―2の6回無死一、三塁で、深めの前進守備を敷いていた遊撃・今宮が宗の強烈なゴロを捕球して二塁にトス。トスを受けた広瀬は本塁方向にステップしたが、三塁走者の森は既に本塁寸前。広瀬は本塁送球を自重して一塁に転送したが、打者走者・宗は間一髪セーフ。これ以上の失点にはつながらなかったものの、取れる併殺を取ることができなかった。