【ヤクルト】阪神に悪夢の逆転サヨナラ負け... 9回に北村拓が痛恨失策＆田口V打浴びる 今季3度目5連敗 借金は今季最多タイ11

■プロ野球　阪神 2×－1 ヤクルト　（9日　甲子園）

ヤクルトが阪神に逆転サヨナラ負け。連敗は今季3度目の5となる。これで借金は今季ワーストタイ11に。

田口麗斗が登板の最終9回裏、二死一、二塁の場面で代打・坂本にサードゴロを打たせ試合終了かと思われたがサード・北村拓が痛恨のエラー。迎えた二死満塁の場面で1番・近本にライトへサヨナラの2点適時打を浴びゲームセット。

4回の攻撃、6番・宮本丈がライトへ一二塁間を破る先制打を放つも1得点止まり。

投手陣は先発・吉村貢司郎が6回途中までを無失点に抑えると、2番手・山本大貴、3番手・大西広樹、4番手・木澤尚文が無失点リリーフ。

ヤクルト打線は1番ライト・丸山和、2番センター・西川、3番ショート・長岡、4番サード・村上、5番ファースト・オスナ、6番レフト・宮本、7番セカンド、山田、8番キャッチャー・中村、9番ピッチャー・吉村とオーダーを組んだ。6番・宮本は7月4日、DeNA戦以来のスタメン入り。

阪神の先発・才木に対する初回の攻撃、1番・丸山和がセンターへの安打で出塁するとすかさず二盗をしかけ成功。さらに2番・西川の進塁打で1死三塁のチャンスを迎えるも後続が倒れ無得点。

ヤクルトの先発は吉村貢司郎。前回登板の7月2日、DeNA戦では4回を投げ被安打10、6失点（自責点6）と打ち込まれた。

立ち上がり、2番・中野に四球を与えたが、3番・前川を空振り三振に斬るなど後続を断ち無失点。

5番・オスナから始まる2回の攻撃は三者凡退。最後は7番・山田がフォークに手を出し空振り三振に倒れる。

3回の守り、先頭の8番・小幡、2番・中野に単打を浴び2死一、二塁のピンチを迎えるも3番・前川をライトフライに打ち取り先制を許さず。

試合が動いたのは4回の攻撃。先頭の3番・長岡がセンターへの安打で出塁すると、4番・村上、5番・オスナが内野ゴロを転がした間に、長岡は1つずつ進塁し2死三塁のチャンスを迎える。ここで6番・宮本が一二塁間を破る適時打を放ち先制点を挙げた。

その裏、4番・大山に四球を与えるも、5番・佐藤輝をヒットエンドラン失敗の三振ゲッツーに抑え2死。続く6番・島田にライトへの安打を放たれたが、ここも二盗を刺しスリーアウト。

5回裏、1死から8番・小幡の安打、9番・才木の犠打でピンチを招くも、続く1番・近本との対戦は変化球を振らせ空振り三振でしのぐ。

続く6回の守り、2番・中野への四球、4番・大山の安打で1死一、二塁のピンチを迎えると先発・吉村はここで降板。5回途中までを被安打5の無失点に抑えた。そして2番手で登板し

たのは山本。一打同点の場面を連続三振で切り抜ける好リリーフを見せた。

7回の攻撃は先頭の6番・宮本がセカンドへの内野安打を放つと代走に岩田が送られる。岩田は8番・中村の打席で二盗を決めるとサードゴロの間に三塁へ。追加点のチャンスに代打・青木を起用するもショートゴロに倒れた。

8回は4番手・木澤が登板。先頭の1番・近本にライトへの安打を放たれ、犠打と自身の暴投で三塁まで進まれるも後続を抑え無失点で切り抜けた。