ジョコビッチ 四大大会60度目の8強、元世界4位ルーネに完勝で手術の影響感じさせず<男子テニス>

AI要約

第2シードのN・ジョコビッチが第15シードのH・ルーネをストレートで破り、4年連続15度目のベスト8進出を果たした。

ジョコビッチは右ひざの手術を受けながらも参戦し、サポーターをつけてプレー。ファーストサービス成功率が高く、負傷の影響を感じさせないプレーを見せた。

準々決勝ではA・デ ミノーと対戦することになり、他の選手も8強入りを果たしている。

ジョコビッチ 四大大会60度目の8強、元世界4位ルーネに完勝で手術の影響感じさせず<男子テニス>

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで破り、4年連続15度目のベスト8進出を決めた。また、ジョコビッチにとっては四大大会通算60回目の8強入りとなった。

2022年以来となるウィンブルドン8度目の優勝を狙うジョコビッチだが、大会3週間前に右ひざを手術。今大会の出場が危ぶまれていたが、同箇所にサポーターを付けながら参戦し、3試合に勝利して16強入りを決めた。

4回戦、ジョコビッチは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。ルーネのブレークを0に抑えると、リターンゲームでは14度ものブレークチャンスを創出し4度のブレークに成功した。右ひざの手術の影響を感じさせないプレーを見せ、2時間3分でキャリアハイ4位のルーネに完勝した。

準々決勝では第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは4回戦で世界ランク34位のA・フィス(フランス)を下しての勝ち上がり。

同日には第13シードのT・フリッツ(アメリカ)、第25シードのL・ムセッティ(イタリア)が8強入りを決めている。