世界1位シナー 3年連続ウィンブルドン8強、注目の若手対決制す＜男子テニス＞

AI要約

22歳の世界ランク1位J・シナーがウィンブルドンで4回戦を制し、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。

今大会では、シナーがランク110位から52位までの選手を破り、初の四大大会の第1シードとして挑む。

シナーはストレートでシェルトンに勝利し、準々決勝ではメドベージェフかディミトロフと対戦することになった。

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は日本時間8日（現地7日）、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのJ・シナー（イタリア）が第14シードのB・シェルトン（アメリカ）を6-2, 6-4, 7-6 (11-9)のストレートで破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。

22歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年のベスト4となっている。

第1シードとして迎える初の四大大会となった今大会では、1回戦で世界ランク110位のY・ハンフマン（ドイツ）、2回戦で同59位のM・ベレッティーニ（イタリア）、3回戦で同52位のM・キツマノビッチ（セルビア）を下し4回戦に駒を進めた。

4回戦は21歳で世界ランク14位のシェルトンとの注目の若手対決に。両者は過去3度対戦しており、シナーから2勝1敗でこの試合を迎えた。

第1セット、シナーはファーストサービス時に91パーセントの確率でポイントを獲得しシェルトンにブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たし先行する。

続く第2セット、勢いに乗ったシナーは第1ゲームでブレークポイントを握ると、深いリターンで相手のミスを誘いブレークに成功。サービスゲームではこのセットもブレークポイントを与えずキープを続け、2セットアップとする。

第3セット、シナーは第2ゲームでこの試合初のブレークをシェルトンに許すも第7ゲームでブレークバックに成功。シナーはそのまま突入したタイブレークを接戦の末にものにし、ストレート勝ちで8強入りを決めた。

勝利したシナーは準々決勝で第5シードのD・メドベージェフと第10シードのG・ディミトロフ（ブルガリア）の勝者と対戦する。

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