世界2位ガウフ ウィンブルドン4回戦敗退、世界17位の同胞に敗れ初8強逃す<女子テニス>

AI要約

第2シードのC・ガウフがウィンブルドン女子シングルス4回戦で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。

ガウフは過去の実績を持ち、今大会でも順調に勝ち進んでいたが、ナヴァッロに敗れた。

準々決勝進出を果たしたナヴァッロや他の選手も活躍しており、注目が集まっている。

世界2位ガウフ ウィンブルドン4回戦敗退、世界17位の同胞に敗れ初8強逃す<女子テニス>

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、女子シングルス4回戦が行われ、第2シードで世界ランク2位のC・ガウフ(アメリカ)は第19シードで同17位のE・ナヴァッロ(アメリカ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、大会初のベスト8進出とはならなかった。

20歳のガウフは2019年の同大会で15歳ながら四大大会デビューを果たすと、ベスト16に進出し鮮烈な印象を与えた。その後も経験を積み、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝、今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でいずれも4強入りを飾り、今大会は第2シードとして参戦した。

今大会では1回戦で世界ランク51位のC・ドールハイド(アメリカ)、2回戦で同142位のA・トドーニ(ルーマニア)、3回戦で同298位のS・カルタル(イギリス)と対戦。全てストレート勝ちで3年ぶり3度目の16強入りを決めた。

そして同国対決となったこの日の第1セット、ガウフは第5ゲームで先にブレークに成功。しかし、第6ゲームでブレークバックを許すと終盤となる第10ゲームで2度目のブレークを許し先行される。

続く第2セット、反撃に出たいガウフだったが15本のアンフォーストエラーを犯すと第4ゲームでブレークを許す。リターンゲームではブレークチャンスを握ることができず、1時間14分で力尽きた。

勝利したナヴァッロは準々決勝で第7シードのJ・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは4回戦で第12シードのM・キーズ(アメリカ)と対戦し、6-3, 6-7 (6-8), 5-5とした時点でキーズが途中棄権したため勝ち上がりを決めた。

同日には世界ランク37位のD・ヴェキッチ(クロアチア)と予選勝者で同123位のL・サン(オーストラリア)が8強に駒を進めた。