【バレー】パリオリンピックに出場するバレーボール日本代表が集結 壮行会でファンとともに一つに

AI要約

パリオリンピックに臨む日本代表選手たちの意気込みが語られた壮行会。ビーチバレーボール女子日本代表は16年ぶりのオリンピック出場を決め、メダル獲得に向けて強い意志を示す。

インドアバレーボール男女日本代表もパリへの決意を口にし、女子はVNL2024での銀メダルを経て、メダルに挑戦する姿勢を示す。一方、男子は和やかな雰囲気の中でメダル獲得を目指し、指導者も集大成と位置づける。

最後に主将が全選手を代表してパリでの結果を約束し、メダル獲得への期待が高まる。

【バレー】パリオリンピックに出場するバレーボール日本代表が集結 壮行会でファンとともに一つに

 今月26日に開幕するパリオリンピックに臨むインドアのバレーボール男女日本代表と、ビーチバレーボール女子日本代表が都内で行われた日本バレーボール協会主催の壮行会に出席。関係者やメディア、そして詰めかけた320人のファンの前で、オリンピック本番に向けた意気込みを述べた。

 ビーチバレーボール女子日本代表チームはペアを組む長谷川暁子と石井美樹、そして2人を指導する山本和寿監督が出席。女子はパリオリンピックアジア大陸予選第3フェーズで優勝し、16年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めた。「ビーチバレーボールを日本でもっと広めたい。強くないと広がらないと思っているので、パリで結果を出すことが大事」と長谷川。また、ペアを組む石井は「アキさん(長谷川)と一球一球全力で、魂を込めて戦っていきたい」とそれぞれ強い決意を語った。

 インドアの男女日本代表はそれぞれ出場メンバー、リザーブを含めた13人と監督がステージに姿を見せ、一人一人がパリオリンピックへの意気込みを語った。

女子は初の銀メダルを獲得したVNL2024終了後「メダルに挑戦」という目標を立てたことをあらためて発表。「キャプテンの古賀(紗理那)によってチームが一つにまとまった」と眞鍋政義監督はここまでの活動を振り返り、古賀主将も「前回の東京よりも個々のスキル、チームの組織力が上がっている」と評価。パリオリンピックへは「それぞれ少しずつの勇気を持ってプレーすることが、勝つために必要」(古賀)と決意を口にした。

 男子は一人一人が意気込みを述べる際に、髙橋藍、甲斐優斗が笑いをとるなど終始、和やかな雰囲気に。 その中で石川祐希主将は「メダルを獲得するためにオリンピックに行くので、メダルを持って帰ってきます」と簡潔ながらも強い思いを述べた。コーチ時代から約8年、男子日本代表を指導してきたフィリップ・ブラン監督はパリオリンピックを集大成と位置づけ「このチームでオリンピックのメダルを獲得することがゴール」と述べた。

 壮行会の最後には全選手を代表して、石川祐希主将があらためて「パリオリンピックで結果を出せるようにベストを尽くす」と宣言。強い日本をパリの地で見せることができるか、メダル獲得に期待がふくらむ。