石黒隼士、母校で金メダル意欲 レスリング、サモア代表の赤沢も

AI要約

パリ五輪のレスリング男子フリースタイル86キロ級代表の石黒隼士(自衛隊)と、国籍変更してサモアの同65キロ級代表になった赤沢岳が埼玉県加須市の母校で壮行会に出席。

石黒は24歳で、「金メダルを取って帰ってくる」と意欲を語る一方、赤沢は34歳でサモア国籍を取得し五輪代表となった経緯を説明。

2人は同校レスリング部出身で初の五輪選手となり、それぞれの背景や目標を示している。

 パリ五輪のレスリング男子フリースタイル86キロ級代表の石黒隼士(自衛隊)と、国籍変更してサモアの同65キロ級代表になった赤沢岳が8日、埼玉県加須市の母校、花咲徳栄高での壮行会に出席し、24歳の石黒は「卒業しても応援していただいてありがたい。金メダルを取って帰ってくる」と意欲を語った。

 2人は同校レスリング部から初の五輪選手となった。

 日本で最終調整に励んでいる34歳の赤沢はサモアの正装姿で登場。五輪代表争いのレベルを踏まえ昨年末にサモア国籍を取得し、今年3月の五輪アフリカ・オセアニア予選を勝ち抜いた。「私の背中を見て五輪に出たいと言ってくれるサモアの子どもたちもいる」と力強く話した。