【平和島ボート G3第37回キリンカップ】山田竜一 ピット離れ強力「出れば行かせていただきます」

AI要約

ボートレース平和島のG3第37回キリンカップ、5日目の準優勝戦が行われた。

山田竜一がピット離れで逃げ切り、優出一番乗りを果たす。

優勝戦は3号艇が有力だが、山田の進入に注目が集まる。

【平和島ボート G3第37回キリンカップ】山田竜一 ピット離れ強力「出れば行かせていただきます」

 <平和島5日目(8日)>ボートレース平和島のG3第37回キリンカップは5日目10~12Rで準優勝戦が行われた。10Rは2号艇の山田竜一(53=東京)がピット離れでインを奪取、そのまま逃げ切って優出一番乗りを果たした。

 相棒の24号機の前操者はイン志向で知られる石川真二。そのプロペラを引き継ぎ、1周1Mは3コースの八木治樹に捲られかけたものの、強出足でこらえてみせた。

 「石川さんのおかげ。普通の僕の技術なら捲られている。舟の返りがえげつない」と最敬礼。出足、ピット離れは超抜の域に達している。

 優勝戦は3号艇。1、2号艇の新開航、市橋卓士も、ファンも気になるのは山田の進入だが「ピット離れは出てみないと分からん。でも(準優勝戦は)同県の大池(佑来)にも出たら行くって言ってコースを取ったわけだし、いいレースができるように頑張ります」。15年12月の平和島以来8年7カ月ぶりのVへ、コース取りから沸かせる。