パリ五輪へラグビー7人制代表が新ジャージー 吉祥文様を採用 選手絶賛「パワーもらえる」「躍動感ある」

AI要約

日本ラグビー協会はパリ五輪に向けて新ジャージーを披露した。

男女代表選手たちはデザインや色に対してそれぞれの意見を述べ、パリ五輪でのメダル獲得を目指している。

男子はニュージーランド、アイルランド、南アフリカと、女子はフランス、米国、ブラジルとの対戦が控えている。

パリ五輪へラグビー7人制代表が新ジャージー 吉祥文様を採用 選手絶賛「パワーもらえる」「躍動感ある」

 日本ラグビー協会は8日、東京都内で会見し、パリ五輪に臨むラグビー7人制男女日本代表の新ジャージーを披露した。

 ホーム用が赤、アウェー用は白が基調。デザインには「力・ならわし・縁起」を意味する吉祥文様を採り入れ、伝統の赤は強さを強調するために深みのある色にした。さらにスピード感を出すために斜めの線を7本入れ、筆のタッチにすることでチームの結束を表現している。アウェー用は武士のはかまをイメージしている。

 男子でトライゲッターとして期待が懸かる石田大河(浦安)=熊本県阿蘇市出身=は「7本のラインがスピード感とダイナミック感があり、本当に7人制を象徴している。個人的に白と青が結構似合うので気に入っています」とアウェー用ジャージーの基調が紺から白に変わったことも歓迎。2021年東京五輪に続き2大会連続で出場する女子の堤ほの花(日体大)=佐賀県嬉野市出身=は「躍動感あるストライプがかっこよく、前の方にも背番号が入っているのでより自分の背番号を感じられる」、梶木真凜(自衛隊)=福岡市出身=も「いつもより深い赤でとても力強さを感じた。パワーをもらえる」と気に入っていた。

 パリ五輪ラグビー7人制は男子が24~27日、女子は28~30日に実施。1次リーグでA組の男子はニュージーランド、アイルランド、南アフリカと戦う。C組の女子は開催国のフランス、米国、ブラジルと対戦する。男女とも初のメダル獲得を目標に掲げている。