日体大荏原は逆転で12―3七回コールド勝ち発進/東東京大会

AI要約

日体大荏原が逆転勝利で7回コールド勝ちした第106回全国高校野球選手権大会東東京大会2回戦の様子。

中馬龍之介が3点二塁打で逆転を演出し、チームは追加点を重ねて勝利。

本橋慶彦監督は、チームの良い部分と課題を指摘しつつ、逆転勝利に満足感を示す。

日体大荏原は逆転で12―3七回コールド勝ち発進/東東京大会

第106回全国高校野球選手権大会東東京大会(8日、田園調布3―12日体大荏原=七回コールド、大田)2回戦が行われ、一昨年夏準優勝で今回はノーシードの日体大荏原は、2点を先行され、追いついた直後の三回表に勝ち越されたが、その裏2死満塁で9番・中馬龍之介(ちゅうまん・りゅうのすけ)内野手(3年)の左越え3点二塁打などで5点を奪って逆転し、さらにその後も2点、3点と追加点を奪い、七回コールド勝ちした。

中馬は、「あそこでは、打てる気しかしなかった。インの真っすぐ」と笑顔を見せたが。1年夏決勝で敗れたときはベンチ裏でサポートをしていただけに、「自分たちで優勝したい」と力強く話していた。

本橋慶彦監督は、「いいときと悪いときがあって、どっちが出るかわからないチーム。最初にバントができずに送れなかったり、打ち取ったフライをつかんだ野手に交錯して先制点を奪われたりしていた。でも、その後に焦らずに逆転してきたので、力はついてきていると思う」とうなずいた。