なんじゃこれ!? 森田理香子のペラペラ4番アイアンを激写!  こんなクラブで打てるんですか?

AI要約

女子プロゴルファー森田理香子が復帰し、圧倒的な飛距離を誇る。彼女の珍しい4番アイアンの詳細や使用感に迫る。

森田はユーティリティよりもアイアン派で、4番アイアンを愛用。ヘッドがアイアンにフェースが返りやすいため、使いやすいと明かす。

メンズ仕様の『PRGR 01 IRON』ヘッドを用い、『DG105 S200』シャフトでプレー。ハードなモデルだが、フェースターンしやすく素早いスイングに適している。

なんじゃこれ!? 森田理香子のペラペラ4番アイアンを激写!  こんなクラブで打てるんですか?

今季ツアー復帰を果たし、圧倒的な飛距離を見せた森田理香子。先日彼女を取材すると、4番アイアンを見せてくれた。今どきの女子プロが使うのは珍しいロングアイアンの詳細をレポートしたい。

4番アイアンは、『PRGR 01 IRON』ヘッドに『DG105 S200』シャフトを採用している。

「今は女子プロでも8番アイアンまで抜いている人がいますよね。でも私はフェースをけっこう返すタイプなので、上からヘッドが入りやすい。ユーティリティよりアイアンの方が得意なんですよ。ユーティリティはどこに飛んでいくかわからないので、好きじゃないんです。コースによって4番アイアンを抜いてフェアウェイウッドを入れることもあります」

本人の表現で「ユーティリティはしゃくれていて、フェースが上を向いているので打ちづらい」との表現があった。おそらくソール幅が広くて払い打つイメージになってしまうのが、上から打ち込む森田にとっては打ちづらい要因だと思われる。

『PRGR 01 IRON』ヘッドはかなり難しいアイアンのように感じるが、実際はどうだろうか?

「プロギアのアイアンの中で3タイプあって、一番ハードなモデル。もう少しロフトが立った『PRGR 02 IRON』もありますが、それで打つとロフトが立っていて飛び過ぎちゃう。こういう小型ヘッドの方がフェースターンしやすくて、打ちやすいんです。さすがに今はマッスルバックとかは打てませんが(笑)」

森田はドライバーの平均飛距離260ヤードを超えるハードヒッター。そのヘッドスピードがあってこそ、ペラペラの4番アイアンを使いこなせるのだろう。

使用シャフトの『DG105 S200』の感触はどうか?

「昔は『N.S.プロ 950 GH』を使っていて、『DG』は男子プロが打つものだと思っていましたが、試してみたら意外と打ちやすかった。ヘッドが走りすぎないのがいい。ほかのシャフトだと左に飛ぶ場合もあるので、『DG』は振りやすいですね」

なんとも『男前な』アイアンセットを打ちこなす森田。高弾道で飛んでいくスイングを見ると、アマチュアからすればうらやましい限りだった。

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