巨人・佐々木俊輔「ガクトさんも結果を残しているので」6戦ぶり先発でマルチ 左翼サバイバル激化

AI要約

佐々木の活躍によるヤクルトの巨人戦を要約すると、佐々木が必死に食らいつく姿勢を見せる中、スタメン起用で結果を残し、左翼の競争が激化していることが明らかになった。

萩尾の途中交代や若林楽人の活躍も踏まえながら、外野のポジション争いが厳しい状況であることが強調された。

佐々木の粘り強いプレーが評価され、若手選手たちも左翼のポジションを狙う中、競争が激しさを増している様子が伝えられた。

巨人・佐々木俊輔「ガクトさんも結果を残しているので」6戦ぶり先発でマルチ 左翼サバイバル激化

◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―7巨人(7日・神宮)

 激戦のレフト争いに生き残るため必死に食らいついた。2回無死、佐々木は4球連続ファウルで粘った後の7球目、サイスニードのチェンジアップを右前に運んだ。「1軍にいるために結果を残すしかない」。8番・左翼で6試合ぶりのスタメン出場。6回はロドリゲスから右前に運び、5月4日の阪神戦(東京D)以来のマルチ安打をマークした。

 中堅・ヘルナンデス、右翼・丸が固定。左翼が佐々木、萩尾、若林、立岡の日替わり起用で、外野で唯一の競争枠となっている。前日6日は萩尾が先発も好機で2打席連続3球三振で途中交代。この日、萩尾はベンチ外だった。生き残りをかけた厳しいサバイバル。佐々木は「ガクトさん(西武からトレード移籍の若林楽人)も来て、ガクトさんも結果を残しているので」と危機感を力に変えた。

 痛烈な投ゴロだった3回の打席も相手に9球投げさせ、「粘れたことは良かったと思います」。2軍でも浅野、秋広、岡田、オコエらが左翼のポジションを狙っている中で、阿部巨人のレフト大競争が激しさを増している。(片岡 優帆)