ブレイキン世界最高峰の代表決定戦…男子は菊地教稔V、パリ五輪代表の福島あゆみは女子準優勝

AI要約

ブレイキンの世界最高峰大会「Red Bull BC One」の日本代表決定戦が行われ、福島あゆみ(AYUMI)と菊地教稔(NORI)がそれぞれ上位を獲得。

代表になると、12月にブラジルで開催される「World Final」の世界最終予選に進むこととなり、過去の代表選手も話題に。

日本代表ダンサーたちは五輪に向けて準備を進め、自分らしさを表現するために全力を尽くす意気込みを語る。

 ブレイキン(ブレイクダンス)の世界最高峰大会「Red Bull BC One」の日本代表決定戦が7日、東京都内で行われ、女子はパリ五輪代表の福島あゆみ(ダンサー名AYUMI)が準優勝、男子は菊地教稔(同NORI)が制した。

 Red Bull BC Oneは2004年に創設されたレッドブル主催の世界最高峰1対1(1on1)バトル。日本代表になると、12月にブラジルで開催される本大会「World Final」の直前に行われる世界最終予選にコマを進めることとなる。

 過去には、いずれもパリ五輪代表となった男子の半井(なからい)重幸(同SHIGEKIX=第一生命保険)が世界一になり、昨年は女子の湯浅亜実(同AMI)が、18年以来となる2度目の優勝を果たしている。

 大会に先立ってトークショーに登場した半井は取材に、「刻一刻と近づく中で着々と準備を進めている。五輪は自分のやってきたことをどれだけ発揮できるか。結果はそれに伴ってついてくる。最後まで頑張って最高の景色が見られたら」と言及。

 5、6月の五輪予選シリーズで激闘の末に出場権を手にした湯浅は「(五輪では)自分全開で全力で楽しんでいきたい。自分らしい踊り表現したいが、そのためには勝ち進まないといけない。たくさん踊れるように、目の前の相手を全力で倒しにいきたい」と述べた後、大会ジャッジを務めた。