メッシの存在の重要性を語るデ・パウル「彼がとても苦しみ、不安になっているのを見たから…」
アルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルが、FWリオネル・メッシの存在の重要性について語った。
アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2024準々決勝でエクアドル代表と対戦し、メッシがPKで失敗するも、チームは勝利を収めた。
デ・パウルはメッシの努力やリーダーシップを称賛し、彼がチームにとって兄のような存在であることを強調した。
アルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル（アトレティコ・マドリード/スペイン）が、FWリオネル・メッシ（インテル・マイアミ/アメリカ）の存在の大きさを語った。5日、アルゼンチンメディアの『DSports』が報じた。
４日に行われたコパ・アメリカ2024準々決勝で、前回大会王者のアルゼンチン代表とエクアドル代表が対戦。前半35分にアルゼンチン代表が DFリサンドロ・マルティネスのゴールで先制するも、エクアドル代表が試合終了間際の90＋1分にFWケビン・ロドリゲスのヘディング弾によって土壇場で同点に追いついた。
今大会の決勝トーナメントでは決勝戦を除いて延長戦は行われないため、試合は90分を終えて即PK戦に突入。1人目のキッカーを務めたのはアルゼンチン代表の“大エース”メッシだったが、放ったパネンカはクロスバーを直撃して外れてしまった。だがそれでも、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが2つのセーブを見せてメッシのキック失敗を帳消しにし、アルゼンチン代表が4－2でPK戦を制して準決勝進出を決めた。
その試合後にデ・パウルはメッシについて問われると「彼が自分で言うことは決してないと思うから、僕から言わせて欲しい。彼が重ねてきた努力はアルゼンチン代表にとってとても重要なんだ。僕は彼が遅くまで練習している姿、彼が苦しんでいる姿、そして何より、彼が僕たちのためにしてくれることを見てきた。彼は僕たちみんなにとって兄のような存在だ。（PKを外し）彼がとても苦しみ、不安になっているのを見たから、準々決勝で勝利できたことが本当にうれしいんだ」と、アルゼンチン代表キャプテンの存在の重要性を強調した。
