【ヴィクトリアマイル】先行力と速い上がり両方が求められる舞台 京大競馬研の本命はマスクトディーヴァ

AI要約

5月12日(日)にヴィクトリアマイル(GⅠ)が行われる。昨年のマイルCS覇者ナミュール、秋華賞で三冠牝馬リバティアイランドを追い詰めたマスクトディーヴァに加え、秋華賞、エリザベス女王杯3着ハーパー、ターコイズS勝ち馬フィアスプライド、中山牝馬Sを鮮やかな逃亡劇で制したコンクシェルなど、重賞戦線の有力牝馬が集結。非常に難解な一戦となった。

以下では、本レースが行われる東京芝1600mのコース形態とそれに起因するレース質、そして想定される展開を踏まえ予想する。

まずは東京芝1600mのコース形態について。NHKマイルCと同じコースのため先週と内容は重なるが、改めて見ていこう。スタート地点は向正面直線の右奥で、初角までの距離は約540m。3コーナーにかけてはおおむね下り坂になっており、その後高低差2.1mのなだらかな上り坂を持つ約530mの最終直線が待ち構えている。

【ヴィクトリアマイル】先行力と速い上がり両方が求められる舞台 京大競馬研の本命はマスクトディーヴァ