サカーリが4大会ぶりの勝利で2回戦へ [ウインブルドン/テニス]
第9シードのマリア・サカーリが予選勝者を6-3 6-1で下し、4大会ぶりの勝利を挙げる。
サカーリは3度目の3回戦進出を目指し、次のラウンドでアランチャ・ラスと対戦する。
他の試合ではダリア・カサキナ、コスチュク、アナスタシア・パブリウチェンコワ、ダイアナ・イエストレムスカ、ジュ・リンらが2回戦進出を果たした。
シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が予選勝者のマッカートニー・ケスラー(アメリカ)を6-3 6-1で下して好スタートを切った。試合時間は1時間11分。
16強入りした5月のローマ(WTA1000/クレーコート)を最後に勝てていなかったサカーリは、4大会ぶりの勝ち星をマークした。
同大会に4年連8度目の続出場となる28歳のサカーリは、3度(2017年、19年、22年)の3回戦進出がこれまでの最高成績。第8シードで臨んだ昨年は、1回戦でマルタ・コスチュク(ウクライナ)に6-0 5-7 2-6で逆転負けを喫していた。
サカーリは次のラウンドで、ユアン・ユエ(中国)を6-2 6-3で破って勝ち上がったアランチャ・ラス(オランダ)と対戦する。
そのほかの試合では第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第18シードのコスチュク、第25シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第28シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、ジュ・リン(中国)、バルバラ・グラチェワ(フランス)、グリート・ミネン(ベルギー)、予選勝者のアンカ・トドニ(ルーマニア)が2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
<大会初日◎7月1日|主な試合結果>
■女子シングルス1回戦
○70ジュ・リン(中国)6-0 6-4 ●69イリア カメリア・ベグ(ルーマニア)
○72アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[25] 7-6(4) 6-1 ●71テイラー・タウンゼント(アメリカ)
○77アランチャ・ラス(オランダ)6-2 6-3 ●78ユアン・ユエ(中国)
○80マリア・サカーリ(ギリシャ)[9] 6-3 6-1 ●79マッカートニー・ケスラー(アメリカ)[Q]
○81ダリア・カサキナ(ロシア)[14] 6-3 6-0 ●82ジャン・シューアイ(中国)
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○89ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)[28] 6-1 7-6(1) ●90ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)
○92バルバラ・グラチェワ(フランス)6-3 6-1 ●91レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)
○99グリート・ミネン(ベルギー)7-5 6-4 ●100ヘザー・ワトソン(イギリス)[WC]
○105マルタ・コスチュク(ウクライナ)[18] 6-3 6-2 ●106レベッカ・スランコバ(スロバキア)
○126アンカ・トドニ(ルーマニア)[Q] 7-5 6-1 ●125オルガ・ダニロビッチ(セルビア)[LL]