ホワイトソックスの左腕クロシェットに15球団興味 ドジャースのオファーは即却下 気になる点は?

AI要約

ホワイトソックスの左腕ギャレット・クロシェットはトレード市場の目玉となっており、現在15チームが関心を示している。

クロシェットは契約延長の話し合いが合意に至らず、ホワイトソックスはトレードを検討している。しかし、投球数の制限や不安要素があるため、獲得球団は慎重に検討する必要がある。

ドジャースが既にオファーを出したが、却下されている。ホワイトソックスは若手プロスペクトを求めている。

ホワイトソックスの左腕クロシェットに15球団興味 ドジャースのオファーは即却下 気になる点は?

 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者がこの夏のトレード市場の目玉となるホワイトソックスの左腕ギャレット・クロシェット(25)について6月30日(日本時間7月1日)に報じている。

 ホワイトソックスは同投手と契約延長の話し合いを進めていたが合意に至る見込みがなく、7月30日のトレード期限までにトレードする意向。現時点では15チームが関心を示している。年俸はわずか80万ドルで、FAの資格を得るまであと2年半もある。ここまで17試合に先発、94・1イニングを投げ、6勝6敗、防御率3・05だ。

 買い手にとって気になるのはクロシェットが、残りのシーズン、どれだけ投げられて、10月のプレーオフでもチームに貢献ができるかどうかだ。というのは先発転向1年目で、これまで一番多く投げたのは21年、リリーフ投手としての54・1イニングだからだ。22年は肘側副靭帯再建術(通称トミージョン手術)を受けたため全休、23年も12・2イニングしか投げていない。ゆえにホワイトソックスの現場ではすでに本人と後半戦で投球数を大幅に制限する計画を立てている。だから獲得球団がクロシェットに後半戦もこのまま投げてほしければ、本人の不安を取り除くべく、契約延長を提案する必要があるのかもしれない。

 ナイチンゲール記者はドジャースがすでにホワイトソックスにトレードのオファーを出したが、すぐに却下されたとしている。ホワイトソックスは、若くて将来とても有望なプロスペクトを求めている。