東京・永見光太郎、8K114球完封勝利「調子をだんだん上げていきたい」千葉・成東と練習試合

AI要約

東京と成東との練習試合で、東京が1-0と5-2で勝利。最速143キロ右腕の永見光太郎投手が活躍し、2安打8奪三振の完封勝利を挙げた。

永見投手は調子が悪い中、ストライク先行の投球で与えた四球は1つのみ。投打でチームの勝利に貢献し、次戦に向けて気持ちを高めている。

次は日大豊山との対戦があり、チームは甲子園出場に向けて調整中。練習試合を通じて試合慣れを高めている。

東京・永見光太郎、8K114球完封勝利「調子をだんだん上げていきたい」千葉・成東と練習試合

<練習試合:東京-成東>◇30日◇2試合◇成東高校グラウンド

 東京(東東京)は成東(千葉)と練習試合を行い、第1試合は1-0。第2試合は5-2で勝利した。

 最速143キロ右腕、永見光太郎投手(3年)は第1試合に先発して、2安打8奪三振114球の完封勝利を飾った。

 「調子は結構悪くて。真っすぐが走ってなかった」と振り返るも、「調子が悪い時こそ、多少甘く入っても初球ストライク取れるように」とストライク先行の投球で、与えた四球は1つのみ。「中盤からは修正できたので、そこは良かったと思います」と尻上がりに調子を上げ、最後までスコアボードにゼロを並べた。打っても5回の第2打席に、先制点の足掛かりとなる二塁打を放つなど、投打で躍動し、チームの勝利に貢献した。

 順当に勝ち進めば、準々決勝で今春の東京大会4回戦で敗れた日大豊山と対戦する可能性がある。チームは一戦必勝の姿勢を貫くが「次はちゃんと勝ちたいなという気持ちはあります」と率直な思いを明かした。「もう練習試合があまりないので、ちゃんと試合慣れして調子をだんだん上げていきたい」と同校初の甲子園出場に向けて調整を続ける。