巨人・阿部監督「あそこで切れてしまう」 岡本和を4番外す

AI要約

巨人は広島に敗れ、打順変更の可能性が出てきた。

岡本和真内野手の打撃が得点圏で苦戦しており、4番以外での起用も検討されている。

岡本は責任を感じつつも、誕生日に向けて改善を期待している。

巨人・阿部監督「あそこで切れてしまう」 岡本和を4番外す

(セ・リーグ、巨人1-2広島、11回戦、広島5勝4敗2分、29日、東京D)苦渋の決断が下されるか。4位の巨人は広島を上回る7安打で1得点、8残塁。阿部慎之助監督(45)は試合を総括した後に自ら4番・岡本和真内野手(28)に言及し、打順変更を示唆した。

「本人もどうしていいか分からないんだろうけど、あそこで(流れが)切れてしまうことが多々あるので、ちょっと考えようかなと思います」

今季73試合全てに4番で先発している主砲は、七回1死一塁で好機を広げる左翼線への二塁打を放ったが、四回2死二塁で遊飛、同点とした直後の八回2死満塁では遊ゴロと2度の得点圏で凡退。今季の得点圏打率は・227と苦しんでおり、5番に入った2022年10月7日のDeNA戦(横浜)以来となる4番以外での先発も検討される見込みだ。

ここまで打率・258、13本塁打、39打点。30日に28歳の誕生日を迎える岡本和は「僕が打っていれば点が入っていた。明日打てるように頑張りたい」と責任を背負った。チームは再び勝率5割。上昇ムードを生むための一手が必要だ。(谷川直之)