福島4Rで早くも11勝目…21年目の上野翔騎手が前半戦の障害リーディングジョッキー!

AI要約

上野翔騎手は福島4Rで今年の障害競走11勝目を挙げ、障害リーディングジョッキーの座を奪った。

上野騎手は13年から障害競走に参加し、今年は2月の落馬負傷から回復して快進撃を続けている。

充実のデビュー21年目を迎えた上野騎手の後半戦の活躍が期待されている。

福島4Rで早くも11勝目…21年目の上野翔騎手が前半戦の障害リーディングジョッキー!

 上野翔騎手(38)が29日、福島4R(障害未勝利、芝2750メートル)をマイネルコロンブス(牡7、土田)で制し、今年の障害競走11勝目を挙げた。先週終了時点で森一馬騎手(31)と同じ10勝。2着数は森一騎手が10回で、3回の上野騎手を上回っていたが、この日の勝利で上野騎手が障害リーディングジョッキーの座を奪った。30日(日曜)には小倉1Rで障害未勝利戦が組まれているが、上野騎手、森騎手ともに騎乗予定がないため、前半戦を上野騎手が単独首位で折り返すことが確定した(※30日の上野騎手は福島7Rに騎乗)。

 上野騎手は13年から障害競走の騎乗を開始し、21年の年間7勝がこれまでのキャリアハイ。今年は2月の小倉で落馬負傷があり、1カ月以上の休養期間があったにもかかわらず、年始から快進撃が続いている。5月にはサンデイビスで京都ハイジャンプを制覇。5月21日付の日刊スポーツ紙面「ケイバラプソディー~楽しい競馬~」では「勝てたレースでももっと楽に走らせられたとか。こうしたら1つ着順が上げられたとか、うまくできなかった、どう修正しようかという方が強く残る」とレースに取り組む気持ち、強い向上心を明かしている。充実のデビュー21年目、後半戦もその活躍から目が離せない。