スーパー高校生の16歳久保凛、800m予選1着で決勝進出! 田中希実を突き放す衝撃レース、8年ぶり高校生女王なるか

AI要約

16歳の久保凛が女子800メートル予選で1位通過。昨夏から好調で期待が高まる。

久保は高校生女王誕生の期待もあり、トップ選手たちを圧倒して連勝中。

現在16歳の久保は、サッカーをしていた小学生時代から陸上に打ち込んでいる。

スーパー高校生の16歳久保凛、800m予選1着で決勝進出! 田中希実を突き放す衝撃レース、8年ぶり高校生女王なるか

 今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子800メートル予選では、初出場の16歳・久保凛(東大阪大敬愛高2年)が3組1着。田中希実(New Balance)も同組で出場した。30日に決勝が行われる。

 久保は2008年1月20日生まれ、和歌山・串本町出身。東大阪大敬愛高に進み、昨夏の全国高校総体(インターハイ)は1年生ながら優勝を飾った。今年4月の金栗記念では田中に勝利。5月の静岡国際でU18日本新を出し、木南道孝記念も制するなど、トップ選手を抑えてグランプリシリーズ3連勝中だった。自己ベストは2分3秒50。16年福田翔子以来8年ぶりの高校生女王誕生の期待も高まっていた。

 小学生時代はサッカーに打ち込み、中学から本格的に陸上を始めた。日本代表MF久保建英をいとこに持つ。

 24歳の田中は28日の1500メートルで5連覇。4分01秒44で参加標準記録4分02秒50を突破し、5000メートルに続く2種目めの代表に内定した。3年連続4度目の優勝が懸かる5000メートル決勝は午後5時55分から行われ、勝てば1500メートルを含め3年連続2冠となる。