フロントは「満面の笑み」…パ・リーグ独走のソフトバンクが「優勝パレードの日程」をもう決定!?

AI要約

ソフトバンクが快進撃を続け、40勝を挙げてパ・リーグ首位に立つ

孫正義オーナーのモットーと口癖によるフロントの対応、山川穂高の移籍など球団の取り組み

フロントは優勝を見据え、日本シリーズ後の祝賀計画を進めているが、まだシーズンは折り返し地点

フロントは「満面の笑み」…パ・リーグ独走のソフトバンクが「優勝パレードの日程」をもう決定!?

ソフトバンクの快進撃が止まらない。’21年から3年続けてV逸した昨年までとはまったく異なる圧倒的な強さを誇り、7割近い勝率を記録、パ・リーグ首位に立っている。

「孫正義オーナー(66)は〝カネは出すが口は出さない〟がモットー。だけど『何でもトップ、1位にならないと意味がない』というのが口癖で、優勝を逃すたびに怒り心頭だったといいます。

結果を残せていないGMの更迭案まで飛び出す中、慌てた球団フロントは西武をFAした山川穂高(32)をなりふり構わず移籍させることに成功。在福岡テレビ各局には『否定的な報道はどうかおやめいただきたい』と、暗に報道規制を匂わせるなど、かなりピリついていました」(球団関係者)

そんなシーズン序盤の混乱とは裏腹に、ソフトバンクは40勝に一番乗り。6月半ばからは、球団内で勇み足ともいえる議論が交わされているという。

「このままいけば4年ぶりのリーグ優勝は決まったも同然。今年はゆっくり時間をかけて準備することができますよ」

球団関係者は満面の笑みでこう話す。

「シーズンがあまりにうまくいっているので、フロントもよほど嬉しいのでしょうね。11月上旬に第7戦が終了する日本シリーズでも優勝することを見越し、11月23日の勤労感謝の日を軸に、行政など関係機関と水面下で調整を始めたとの情報が飛び交っています。ここ数年は優勝してもコロナ禍で派手にVパレードをすることはできなかった分、今回は派手にお祝いができそうです。

今年、ホークスは地域密着球団として熊本、宮崎、鹿児島、北九州(小倉)で〝ファイト!九州デー〟として公式戦を開催。8月28日には長崎でも実施されます。この流れを汲み、〝トップ指令〟を飛ばし続けている孫オーナーの了承を取り付けて、九州全県でパレードを展開するプランも練られています。ただ、シーズンはまだ折り返し地点ですし、リーグ制覇ができたからといって必ず日本一になれるわけでもない。ずいぶん気の早い話だな、なんて思ったりもするんですが……」(同前)

球団の勇み足によって現場が乱れることがないことを願うばかりだ。