イングランドの強みはむしろ守備にあった!? GSわずか1失点でグエーイらに集まる称賛

AI要約

欧州選手権2024の決勝トーナメントでのイングランド代表の苦戦と守備陣の奮闘について

イングランド代表は攻撃力不足と共に守備の堅さを発揮し、決勝トーナメント進出を果たしている

守備陣が奮闘する中、前線の活躍も期待されるが、チームに変化が訪れるのか注目されている

イングランドの強みはむしろ守備にあった!? GSわずか1失点でグエーイらに集まる称賛

決勝トーナメントの16チームが出揃ったEURO2024。イングランド代表は無事C組1位通過で決勝T進出を決め、ラウンド16ではスロバキアと当たることになった。

しかし、チームの戦いぶりには批判が集中している。優勝候補と目されていたものの、グループステージの結果は1勝2分。スター揃いながら効果的な連携もあまり見られず、圧倒的な攻撃力で他国を蹂躙する姿を思い浮かべていたファンは残念に思っているに違いない。

しかし英『Daily Mail』は、イングランドの守備に目を向けている。3試合を終え、失点はわずかに1。被ゴール期待値は全チーム中最小の1.15となっている。

また、ペナルティエリア内からの失点を許していないのは全チーム中イングランドとスペインだけであり、この統計は相手の攻撃を遠距離からのみに制限することに成功していることを示していると同紙は指摘した。

ハリー・マグワイアの代役を務めることになったマーク・グエーイや、本来の右ではなく左サイドバックとして起用されるキーラン・トリッピアーは不安要素と思われていたが、ミスがないわけではないものの守備では非常にソリッドなパフォーマンスを披露している。大会が始まる前は豪華な前線に比べて脆弱だと思われていた守備陣だが、ここまでイングランドを救っているのはむしろ彼らのほうだと言える。

ここにハリー・ケインら前線が奮起すればいよいよイングランドが真の力を見せはじめるはずだが、決勝トーナメントではチームに変化が訪れるだろうか。