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シェルトンが今季のグラスコート初勝利「本当に楽しい試合だった」 [マヨルカ選手権/テニス]
第1シードのベン・シェルトンがマヨルカ選手権でリンキー・ヒジカタを破り大会初勝利を挙げた。シェルトンは13本のサービスエースを決め、相手のサービスゲームを4度破る活躍を見せた。
シェルトンは過去の試合で苦戦していたが、今回は楽しい試合を展開。グラスコートにも慣れてきており、次のラウンドでも好調を維持する意気込みを見せた。
他の結果では、アレハンドロ・タビロが勝利し、18歳のヤクブ・メンシクが逆転勝利を収めた。準々決勝では、両者が対戦することになった。
![シェルトンが今季のグラスコート初勝利「本当に楽しい試合だった」 [マヨルカ選手権/テニス]](/img/article/20240627/667d01403a8ed.jpg)
ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月23~29日/賞金総額100万5340ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)がリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-4 6-0で下して大会初勝利を挙げた。
上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が初戦だった。13本のサービスエースを決めたシェルトンは6度あったブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計4度破って1時間7分で快勝した。
3回戦で敗れたフレンチ・オープン後にシェルトンはシュツットガルトとロンドンでプレーしたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。
「今日は本当に楽しい試合だった。マヨルカに戻ってこれてうれしいよ。ここでプレーするのが大好きだ」とシェルトンは試合後のオンコートインタビューで語った。
「昨年の1回戦は本当にタフで、僕はクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)に第3セット6-7で負けていたからここで初勝利を挙げることができて本当によかった。今日のプレーには凄く満足している。グラスコートにも日に日に慣れてきているしね」
シェルトンは次のラウンドで、同じ予選勝者のアダム・ウォルトン(オーストラリア)を6-0 6-3で破って勝ち上がったポール・ジャブ(イギリス)と対戦する。ふたりはアメリカのカレッジテニス出身で、ともにNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスで優勝(ジャブが2019年、シェルトンは2022年)した実績を持っている。
そのほかの試合では第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)がアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-3 6-2で退け、18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したファビオ・フォニーニ(イタリア)に4-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。