【帝王賞・一夜明け】キングズソードは熱戦後も元気いっぱい 「出張帰りでここまで元気な馬はなかなかいません」
キングズソードがJpnⅠ帝王賞で優勝し、自厩舎に到着してリラックスした姿を見せる。
中村助手は競走内容を振り返り、外枠の利点と馬の余力を語る。
キングズソードは大井2000メートルで2つ目のGⅠ級タイトルを獲得し、今後の活躍が期待される。
[JpnⅠ帝王賞=2024年6月26日(水曜)4歳上、大井競馬場・ダート2000メートル]
26日のJpnⅠ帝王賞を優勝したキングズソード(牡5・寺島)は27日の午前4時ごろ、自厩舎に到着。今朝は馬房内でリラックスした姿を見せていた。
「強い競馬ができました」と中村助手がほほえむ。道中は3番手を追走。直線で早めに抜け出すと、最後は2着馬ウィルソンテソーロの猛追を1馬身3/4差退けての完勝劇だった。「最後も余力がありましたね。外枠だったことも良かったです」と勝因を挙げた。
「今朝もリラックスしていて元気いっぱい。出張帰りでここまで元気な馬はなかなかいません」と目を細めた同助手。近2走はマイル戦を使ったが、今回は実績ある大井2000メートルで、昨年11月のJBCクラシック以来となる2つ目のGⅠ級タイトルを奪取した。今後も〝王の剣〟の矛先から目が離せない。