負傷で痛みをこらえるヤクルト捕手に対する球審の行動がSNSで感動と称賛呼ぶ「この気遣いは素晴らしい」「行動がイケメン」

AI要約

DeNAは2点を追いかけた九回裏、ヤクルト・木沢が投じた2球目が捕手・松本直に当たり、激しい痛みのある場面が描かれた。

石山球審は松本直の状態を確認し、時間を稼いでいる間にSNSではその気遣いが称賛されていた。

この行動は野球の試合だけでなく、人間関係においても大切な思いやりや配慮を示す行動であると感じさせる。

 「DeNA3-5ヤクルト」(3日、横浜スタジアム)

 DeNAが2点を追いかけた九回裏、ヤクルト・木沢が1ストライクから度会に投じた2球目がワンバウンドして、捕手・松本直の体の一部に当たった。激しい痛みのあまり、松本直は体を丸めるようにしてしばらく動けなかった。

 この一連の流れを一番近い場所から目視していた石山球審は、捕手の前方に回ってマスク越しに松本直の様子をうかがいながら、声をかけているように見えた。松本直は三塁側の自軍ベンチに向かって、手のひらを地面に向けるように動かし、「大丈夫」のシグナルを送っていたが、それでも140キロを超えるボールが体に当たったのだから、痛くないはずがない。

 次の瞬間、石山球審は本塁前に移動。ホームベースに散った砂をブラシで丁寧に払い、松本直から痛みが遠ざかるための時間を稼いだ。

 この行動にSNSでは「この気遣いは素晴らしい」「行動がイケメン」「この時間稼ぎは許される」「思いやりにあふれた温かい行動だね」「今日の判定は微妙だったけど、この行動はストライクや!」といった反響が集まっていた。