落馬した騎手の死亡事故相次ぐ中央競馬、福島競馬場で「馬場浄め」…宮司らがコースに「白い紙片」

AI要約

馬場浄(きよ)めが福島競馬場で行われ、関係者約30人が参加。

福島稲荷神社の宮司らが祝詞をあげ、馬場を清めた。

中央競馬での落馬事故を受け、安全祈願が行われる。夏の福島競馬は29日から開催。

 「夏の福島競馬」が29日に開幕するのを前に、騎手や競走馬の安全を祈願する「馬場浄(きよ)め」が26日、福島競馬場(福島市)で行われ、関係者約30人が参加した。

 福島稲荷神社の宮司ら神職3人が祝詞をあげた後、「切麻(きりぬさ)」と呼ばれる白い紙片を芝やダートなどのコースにまいて馬場を清めた。

 中央競馬では、4月の阪神競馬で落馬した騎手が死亡するなど事故が相次いだ。福島競馬場の阿部博史場長は「不幸にも落馬事故が続いたので、まずは安全祈願をしっかりやって競馬に臨みたい」と話した。

 夏の福島競馬は、29日~7月21日の週末に計8日間開催される。