【東都入れ替え戦】2部6位・立正大が3部優勝の順大に先勝 大学日本代表の飯山志夢が2安打

AI要約

立正大が順大に先勝し、2部入れ替え戦の第一戦を制す。

大学日本代表選出の飯山志夢外野手が活躍し、チームを勝利に導く。

飯山は代表入りを活かし、2部残留を果たすことを決意。

【東都入れ替え戦】2部6位・立正大が3部優勝の順大に先勝 大学日本代表の飯山志夢が2安打

<東都大学野球:立正大4-0順大>◇2、3部入れ替え戦◇25日◇神宮

 2部6位の立正大が3部優勝の順大に先勝した。

 前日24日、大学日本代表に選ばれたばかりで、日本ハム飯山スカウトを父にもつ飯山志夢外野手(4年=中央学院)が、打線に勢いを付けた。初回は中前打、8回には中前二塁打と、ともに得点の口火を切る安打をマーク。「1番としてのいい働きができたと思います」と、振り返った。

 22日から行われた侍ジャパン大学日本代表選考合宿に参加。この入れ替え戦に備え、メンバー発表となる24日の合宿は欠席していた。「昨日は練習の後、授業を受けて、ソワソワしながら…ご飯も喉を通らなくて(笑い)。ネット報道を見た後輩がラインで教えてくれました。うれしかったです」と、ニッコリ。昨年は、同合宿で本塁打を放つなどアピールするも落選。今年は大学ラストイヤーで、代表入りをつかんだ。「選ばれたからには勝利に貢献する役割をしたい」と、力を込めた。

 送り出す金剛弘樹監督(45)も「(飯山は)トータル的に走攻守がそろったいい選手。下級生から経験を積むにあたり、チームを勝たせようとする気持ちだったり、副キャプテンとしての責任感も感じる」と、その成長を口にした。

 まずは、2部残留を決め、大学日本代表へ弾みにしたいところ。飯山は「まずは勝ちきること。その後に日本代表。しっかりと切り替えていきたい」と、2連勝での2部残留を誓った。