カブス戦で珍事 グラウンドに白い鳥が降り立つも内野ゴロで一斉に逃げて併殺、場内は大盛り上がり

AI要約

カブス・鈴木誠也外野手がメッツ戦に出場し、初回に見逃し三振。

試合中に内野グラウンドに珍しい一連の出来事が起きる。

遊撃付近にとまった鳥が二遊間への打球をきっかけに飛び立ち、面白いプレーとなった。

カブス戦で珍事 グラウンドに白い鳥が降り立つも内野ゴロで一斉に逃げて併殺、場内は大盛り上がり

◆米大リーグ カブス―メッツ(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地・メッツ戦に「4番・指名打者」でスタメン出場し、初回2死一塁の1打席目は見逃し三振に倒れた。

 カブスが守る2回表には珍しい光景が広がった。1死一塁で遊撃付近には白いハトのような鳥が1羽降りたってしばらくあまり動かなかった。カブス三塁手のモレルや遊撃手のスワンソンが手や足を動かして鳥が逃げるように促したが、微動だにせず。場内も騒然となりかけていたが、試合は中断することなく進むと、鳥は二遊間に3羽ほどが集まった。

 すると狙ったかのようにメッツ7番打者・ビエントスの打球は二遊間へ。すると鳥は一気に飛び立つと、二塁手のホーナーが危なげなくさばいて、「二―遊―一」の二併打を完成させ、カブスファンは大盛り上がりだった。シカゴのリグレーフィールドは、ミシガン湖が近いこともあって、試合中の上空に鳥が飛んでいることはたびたび見られる光景ではあるが、プレー中のグラウンド、しかも内野グラウンドに現れるのは珍しい光景だった。