【バレー】チーム最年少20歳甲斐優斗が米国粉砕「打点落とさないこと意識して打ち込みました」

AI要約

バレーボール男子日本代表が、VNL予選ラウンド(R)最終戦で、16年以来8年ぶりに米国を破った。ストレート勝利は04年以来20年ぶり。甲斐優斗選手が16得点を挙げ、喜びを語った。

甲斐選手はマッチポイントから強打を決め、チームとして相手の壁を打ち破ることを意識していた。日本代表はVNLファイナルR進出が決定し、選手中心での戦いが功を奏した。

ファイナルラウンドの舞台はポーランドで、五輪に向けて結果を残すために全力で戦う意気込みが伝わった。

【バレー】チーム最年少20歳甲斐優斗が米国粉砕「打点落とさないこと意識して打ち込みました」

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3-0米国>◇男子予選ラウンド第3週◇第12戦◇23日◇フィリピン・マニラ

 バレーボール男子日本代表が、VNL予選ラウンド(R)最終戦で、16年以来8年ぶりに米国を破った。ストレート勝利は04年以来20年ぶり。チーム2位の16得点を挙げたチーム最年少の甲斐優斗(20=専大)は「思い切ってできた。その結果、3-0で勝ててうれしい」と笑みをこぼした。

 のびのびと、思い切り右腕を振った。マッチポイントから強打をたたき込むと、右人さし指を立てて笑顔。相手の高い壁を破り続け「打点を落とさないことだけを意識して、打ち込みました」と胸を張った。

 この試合前までに、五輪で上位国との対戦が減る世界ランキング5位以内が確定。VNLファイナルR進出も決まり、これまで出場機会の限られていた選手中心で臨んだ。12人に絞られるパリメンバーの発表は今日24日の予定。米国も主力を温存していたが、強豪相手に最後のアピールの場で力強さを印象づけた。

 ファイナルラウンドは27日にポーランド・ウッジで開幕する。五輪本番を見据え、前回大会の銅を超える結果にこだわっていく。【竹本穂乃加】