韓国メディア、サッカーW杯最終予選「死のグループ」に危機感...最も避けたい国は?

AI要約

サッカーの「26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選」の組み合わせ抽選会が2024年6月27日に行われる。予想されるランキング上位チームとの対戦が危機感を高めている韓国では、特にオーストラリアやサウジアラビアとの対戦を避ける必要性が指摘されている。

アジア最終予選の概要やポット分けについて説明され、日本、イラン、韓国を第1ポットに予想している。オーストラリアやサウジアラビアについての分析も行われ、厳しい戦いが予想される。

韓国はFIFAランキングで23位と位置づけられており、最終予選は9月から始まる。強豪チームとの接戦が予想され、事前の準備が重要となっている。

韓国メディア、サッカーW杯最終予選「死のグループ」に危機感...最も避けたい国は?

 サッカーの「26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選」の組み合わせ抽選会が2024年6月27日に行われる。同予選に出場する韓国では複数のメディアが「死のグループ」を独自予想し、本選出場へ危機感を募らせている。

■「オーストラリアはアジア4強に分類できる強力チーム」

 アジア最終予選は18チームが参加し、6チームずつ3組に分かれて争われる。ホームアンドアウェー形式で行われ、各組の上位2チームがW杯出場権を獲得する。各組3、4位はプレーオフにまわる。

 国際サッカー連盟(FIFA)が6月20日に発表するランキングに基づき、3カ国ずつのポットに分かれ、同じポットのチームとは対戦しない。現時点でランキング上位の日本、イラン、韓国が第1ポットに入ることが予想される。

 韓国メディア「中央日報」(WEB版)は、「最終予選は容易ではない...オーストラリア、サウジアラビアと同組ならば茨の道」とのタイトルで記事を公開した。

 同メディアは、第1ポットに日本、イラン、韓国を予想し、それからオーストラリアを第2ポット、サウジアラビアを第3ポットに予想。この「独自予想」に基づいて、記事を展開した。

 記事では「韓国と一緒にアジア最強を争う日本とイランを避けたのは幸いだ」とし、「負担の大きい2カ国を避けたが、第2ポットでどの国と対戦するかが重要だ。最も厳しい相手はオーストラリアだ。最近は世代交代で混乱しているが、実力面では第1ポット3カ国と共にアジア4強に分類できる強力チームだ」と分析した。

 そして、第3ポットと予想したサウジアラビアの実力に言及した。

「第3ポットでは、サウジアラビアを避けるのが望ましい。最新のFIFAランキングで53位まで下がったが、サウジアラビアリーグに世界的なスター選手を次々にスカウトするなど、サッカーに破格的な投資を繰り返し、国際競争力を高めている。韓国の立場からすれば、第2ポットのオーストラリア、第3ポットのサウジアラビアと同組になるのは最悪のグループ編成だ。この2カ国を避けなければ『死のグループ』を免れることができない」

 FIFAランキングでは日本(18位)、イラン(20位)に続いて、アジア3位につける韓国(23位)。注目のアジア最終予選は9月からそれぞれ始まる。