佐賀・からつボートG3「第11回ウエスタンヤング」 山崎鉄平は3日目2走ともまくられながら大敗せず踏ん張る 予選突破へ予選最終日は勝負駆け

AI要約

山崎鉄平は執念の立ち回りでビッグ配当に貢献し、自身の舟足の仕上がりに納得している。

佐賀支部で最年長の山崎は、若手選手たちに刺激を受けながらも自分の強みを活かし続けている。

山崎は次戦でもシャープに差し、上位入賞を目指す意気込みを見せている。

佐賀・からつボートG3「第11回ウエスタンヤング」 山崎鉄平は3日目2走ともまくられながら大敗せず踏ん張る 予選突破へ予選最終日は勝負駆け

◇17日 ボートレース G3「第11回ウエスタンヤング」3日目(佐賀県・からつボート)

 執念の立ち回りで、踏みとどまった。山崎鉄平(29)=佐賀=の3日目2走は1Rの3号艇と5Rの2号艇。ともにダッシュの4号艇にまくりを許したが、前半は3コースから2着、後半は2コースから3着とまとめ、ともにビッグ配当に貢献した。「自分もS(07と14)は遅れたわけじゃないんですよ。でも伸びがいい人と違い過ぎる。その中でターン回りだけは好きな感じになっています」と舟足の仕上がりには納得の表情だ。

 快進撃を続ける佐賀支部で今シリーズは最年長。29歳でヤング世代の大会は今年が卒業イヤーとなる。「みんな化け物ばっかり。嫌になりますよね」。SGウイナーになった定松、また末永、常住といった強い佐賀支部の後輩たちに刺激を受け、対抗心はあるが、だからといって自分を見失ったりはしない。「舟の押さえつけ方、体の使い方、いろいろ違いは感じる。ただ、気づいてもできること、できないことがあるし、自分はペラ調整には最近、少し自信があります」。長所である調整力を磨くことで、ここまで通算10優出と結果も伴ってきている。

 3日目終了時点で得点率は16位。「準優には行きたいですね。前付けはしません。自分でレースをつくる足はないけど、もらった枠からしっかりと展開を突いていきたい」。4日目の出番は7Rの6号艇。シャープに差して、3着以上の勝負駆けを成功させる。