大谷翔平、右肩けん板損傷で離脱の山本由伸気遣い「手遅れになる前に休めた」「人一倍頑張ってる」「ケア不足はない」

AI要約

大谷翔平投手が2打席連続本塁打を放ち、ドジャースがロイヤルズを3-0で快勝。

しかし、試合後にはベッツが死球を受け左手を骨折、山本由伸投手も負傷者リスト入りするなど、痛い一戦となった。

大谷は山本の離脱について気遣いを示し、自身の経験を踏まえて早期復帰をサポートしたいと語った。

大谷翔平、右肩けん板損傷で離脱の山本由伸気遣い「手遅れになる前に休めた」「人一倍頑張ってる」「ケア不足はない」

◆米大リーグ ドジャース3―0ロイヤルズ(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、2打席連続本塁打となる18、19号を放ち、リーグトップのオズナ(ブレーブス)の20本に1本差と迫った。試合は大谷の3打数2安打(2本塁打)2打点の活躍と先発・グラスノーの7回無失点の好投で、ドジャースが快勝した。

 だが、今後へ向けては痛い一戦となった。7回にはベッツが左手に死球を受けて途中交代。試合後のクラブハウスでは左手を包帯などで固定される痛々しい姿だった。ロバーツ監督は左手骨折であることを明かした。さらに、前日15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で先発したが右上腕三頭筋の張りを訴えて2回28球で緊急降板した山本由伸投手(25)も、15日間の負傷者リスト(IL)入り。精密検査の結果、右肩腱(けん)板損傷も明らかになった。現時点で手術の予定はないが、数週間はノースローになる込みだ。

 試合後、大谷は2人を気遣うとともに、仲良しの後輩・山本の離脱にも言葉を選びながら言及。「昨日も、何て言うんですかね。本人はもっと多分いくつもりだったと思いますけど、チームと話して、早い段階でやめたと思うので。良く捉えるなら、手遅れになる前に休めたのではないかなと思いますし、順調に回復していけば早い段階で帰ってこられるんじゃないかなと思うので。それをまず期待したいですし、本人もまずプラスに捉えるところは捉えてリハビリはしていくんじゃないかなと思います」とした。

 自身も昨年9月に2度目の右肘手術を受けるなど、投手としてはリハビリ中。これまでの経験を踏まえ「(山本は)1試合1試合、前の登板から次の試合に調整も人一倍頑張ってると思いますし、見ていてそう思うので。そこのケア不足だったりとかそういうことはもちろんないと思いますし、本人が一番悔しいとは思いますけど、本当に早い段階でまた帰って、いい状態で投げられるようにサポートしたいなと思ってます」と誓った。