山本由伸、15日間の負傷者リスト入り、復帰は7月以降…ロバーツ監督、ヤンキース戦でのスライダー過多原因「分からない」

AI要約

ドジャースは山本由伸投手を急遽15日間の負傷者リストに入れる決定をした。山本は右上腕の張りのため試合途中で降板し、復帰は早くても7月になる見通しとなっている。

山本は前の試合で多くの球数を投げ、98マイルの速球や効果的なスライダーを投げていたが、怪我の影響で今後の試合に出場できない可能性が高い。

チームは山本の状態をしっかり見守りながら、今後の戦術やスケジュールを調整することになる。

 ドジャースは16日、前日に「右上腕の張り」で緊急降板した山本由伸投手を15日間の負傷者リストに入れた。復帰は早くても7月になる見通し。ロバーツ監督は「今日はまだ会っていないが、彼は今日、詳細な検査を受ける。当然、我々は十分な注意を払って山本の状態を見守るつもりだ」と語った。当面、チームの遠征には帯同しない予定。

 山本は15日のロイヤルズ戦で2回を投げた後、降板した。本人は「少し(右上腕の張りが)気になりながらの登板だった。投げていく中で少しずつ張りが強くなっているのがわかった。早めにコーチに言って交代させてもらった」と語っていた。

 山本の登板を巡っては、当初、13日のレンジャーズ戦で先発予定だったが、11日に首脳陣らと協議の上、2日遅らせて15日のロイヤルズ戦に変更した。山本は7日のヤンキース戦で今季最多の106球を投げ、メジャー自己最速の98.4マイルをマークするなど、98マイルを連発。スライダーもメジャー最多の13球を投げていた。

 ヤンキース戦で、日本時代に山本があまり投げなかったスライダーを投げ過ぎたことが影響したのではとの見方には、監督は「それは分からない。ヤンキース戦では非常に有効なボールだったのは確かだ」と語るにとどめた。