山本由伸が右上腕の張りで１５日間の負傷者リスト入り ドジャース・ロバーツ監督発表
AI要約
山本由伸投手が右上腕三頭筋の張りを訴えて負傷者リスト(IL)入りが決定。
山本は前回の登板後に腕の張りを感じており、早めに降板した経緯がある。
前回の登板では好投したものの、山本の状態を考慮して登板日が変更されていた。
◆米大リーグ ドジャース―ロイヤルズ（１６日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
ドジャース・山本由伸投手（２５）が１６日（日本時間１７日）、１５日間の負傷者リスト(IL)に入ることが決まった。試合前にロバーツ監督が明かした。
山本は前日１５日（同１６日）の本拠地・ロイヤルズ戦で先発したが、右上腕三頭筋の張りを訴えて２回２８球、１安打無失点ながら降板。試合後には「今週（右腕の張りを）多少感じていて、状態がすごくよくなったので、登板することになったんですけど、少し気になりながらの登板だったので、投げている中で少しずつ張りが強くなっているのが分かったので、早めにコーチ陣に言って交代させてもらいました」と説明していた。
山本は当初、中５日で１３日（同１４日）の本拠地・レンジャーズ戦で先発予定だったが、７日（同８日）の敵地・ヤンキース戦でメジャー移籍後最多となる１０６球を投げ、登板後に右腕の張りが出ていたことを首脳陣に報告していたため、大事を取って登板日が中７日に変更となっていた。前回登板のヤンキース戦では、メジャー移籍後最速の９８・４マイル（約１５８・４キロ）を計測するなどジャッジら強力打線を前に７回無失点の好投を見せていたが、最速は９５・９マイル（約１５４・３キロ）止まり。試合後、山本は「すごく感覚が悪いわけではない」と軽症を強調していたが、ロバーツ監督は負傷者リスト（ＩＬ）入りさせる可能性が高いことを示唆していた。
