【園田FCスプリント】超電撃戦を制したのは佐賀のオールスマート 止まらない6連勝

AI要約

佐賀所属のオールスマートが園田FCスプリントで初の重賞制覇を果たす。

オールスマートは快速な走りで1番人気に応え、3馬身差の完勝劇を演じる。

騎手や調教師からは、スタートからゴールまで完璧なレースを評価される。

【園田FCスプリント】超電撃戦を制したのは佐賀のオールスマート 止まらない6連勝

 園田競馬の「第14回園田FCスプリント」が(820メートル)で行われ、佐賀所属のオールスマート(牡8=鮫島克)が山下裕貴に導かれ、1番人気に応えて押し切った。重賞は初制覇。2着に高知のイモータルスモーク、3着に地元のルクスランページが入った。

 佐賀の快速馬が圧巻の走りを見せた。オールスマートはスタートをしっかり決めると、メイプルシスターとのハナ争いを制して主導権。その後もぐいぐいと脚を伸ばして直線ではセーフティーリード。脚色は鈍ることなく、最後は3馬身差をつける完勝劇だった。

 鞍上の山下裕は「素直にうれしいです。3角から加速してくれる馬で、いつも通りの競馬をしてくれました」。持ち味発揮。見事なリードで勝利をたぐり寄せた。

 管理する鮫島克也師は「スピードが抜群。スタートも良かったし、自分のレースをしてくれました」と完璧なレースを展開した愛馬を称えた。

 鮫島克師は騎手時代、14年のエスワンプリンスで制した思い出のレース。調教師としての勝利に「やっぱりうれしいですね」と笑顔だった。

 気になる今後は「帰厩してからの状態を見てから」。6連勝で重賞初Vと勢いはとどまるところを知らない。