阪神・岡田監督、2試合連続の無得点負けに「ないで」 対策は「ミーティングで言うてる」「やれへんもんはしゃあない」

AI要約

阪神は2試合連続の無得点負けを喫し、岡田監督は囲み取材でコメントを控えた。

オリックスの新外国人投手に抑えられた阪神は貧打に苦しみ、大竹の配球も読まれる展開となった。

岡田監督はチームの対策が徹底されないことについて「しゃあない」と語り、指揮官としての立場を示した。

阪神・岡田監督、2試合連続の無得点負けに「ないで」 対策は「ミーティングで言うてる」「やれへんもんはしゃあない」

◇12日 オリックス4―0阪神(京セラドーム大阪)

 阪神が見慣れた貧打で2試合連続の無得点負け。試合後、岡田彰布監督(66)は「ないで」とあらかじめ断りながら囲み取材の場に姿を見せた。

 「ないない、もう何も言うことないわ。見ての通りよ」

 5回まではオリックスの新外国人・エスピノーザにパーフェクトに抑えられた。6回1死から木浪が初安打。7回は2死から近本の一ゴロをリクエストで安打に覆し、満塁まで攻めたものの佐藤輝が三振に倒れた。

 ゼロが続く間に先発の大竹は4失点。岡田監督は「狙い打ちされとるなあ。読まれとるよな」と、大竹―坂本のバッテリーが配球を読まれていると見ていた。「同じ打者にばっかり打たれる」。紅林には2試合で8打数6安打。この日は先制打など痛い2打点を挙げられた。

 チームとしての対策は「もう昨日の試合前にミーティングで言うてる」と岡田監督。「やれへんもんはしゃあないやんか、そんなん。きのうのミーティングのときに言うてる話やから」。対策が徹底できないのか。指揮官は自ら「しゃあない」と吹っ切るように言って引き揚げた。