平均身長188cm超えの長身4バックに板倉滉「間違いなく強み」

AI要約

日本代表DF板倉滉は、W杯アジア2次予選でシリアに5-0で勝利し、3バックと4バックでのプレーを披露。

板倉は試合後、攻撃的なサッカーを実現するための新しいシステムに対するチーム全体の集中が失点ゼロにつながったことを語った。

長身DFが揃った4バックでは、守備力が強みとなり、柔軟な戦術変更にも対応してチームの幅を広げた。

平均身長188cm超えの長身4バックに板倉滉「間違いなく強み」

[6.11 W杯アジア2次予選 日本 5-0 シリア Eピース]

 6日のミャンマー戦(○5-0)は後半35分からボランチで途中出場した日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)は本職でフル出場。前半は3バックの中央、後半は4バックの右センターバックでプレーした。

「どの試合にも失点のリスクはある。こういう試合で1本やられることはサッカーではよくある。みんなが集中した結果が(失点)ゼロにつながったと思う」

 

 すでに2次予選突破を決めていたこともあり、チームとして“攻撃的3バック”をテストした6月の2連戦。「3バックも違和感なくできたし、攻撃的なサッカーができた。攻めながらリスク管理もできた」。そう手応えを感じていた3バックから後半は4バックに移行。右から187cmのDF冨安健洋、188cmの板倉、190cmのDF町田浩樹、188cmのDF伊藤洋輝と並んだ。

「守備の強さというのは間違いなく強み」という平均身長188.25cmの長身DFがズラリそろった4バック。「4枚になって、より人に行かないといけなくなった。3枚の感覚が悪くなくて、4枚にトライしようという中で、1対1が増えるのは分かっていたし、そこの勝負も負けなかった」。試合の中でのシステム変更にも柔軟に対応。チームとしての幅を広げる6月シリーズになったのは間違いない。