広島・床田 登板日に新たな取り組み「5時ごろにバナナを食べようかな」 11日西武戦で7勝目へ

AI要約

広島・床田寛樹投手がバナナを食べて好投に燃える姿勢を見せる。

床田寛樹投手は交流戦最後のマウンドで勝利を目指し、エネルギー補給にバナナを取り入れる。

前回の黒星を挽回し、安定感のある投球で西武戦に臨む床田寛樹投手。

広島・床田 登板日に新たな取り組み「5時ごろにバナナを食べようかな」 11日西武戦で7勝目へ

 “バナナパワー”で好投だ。11日・西武戦(ベルーナ)に先発する広島・床田寛樹投手(29)が今季7勝目を狙う。自身にとっては交流戦最後のマウンド。「前回負けているので、勝って終われるようにしたい」と白星締めに闘志を燃やした。

 先週からの調整期間は「変わらず今まで通りの調整をした」と話すが、登板日には新たな取り組みを採用する構え。「僕はいつも午後4時ごろに食事をして(それから)食べないけど、5時ごろにバナナを食べようかなと思っている」とプレーボール前に“もぐもぐタイム”を設けるという。

 手軽に食べられるバナナは栄養素が豊富で、エネルギー補充に最適。蒸し暑い時期ということも踏まえ、足がつることを避ける意味合いもある。「1時間ちょっとでエネルギーを消化できるらしく、バナナがいいと聞いた。食べてみて体(の反応)がどうかなという感じで。とりあえず1本(食べる)」と笑った。

 前回4日・日本ハム戦は7回4失点(自責点3)で4月30日以来の黒星を喫した。だが、今季10試合全てでQS(先発で6回以上自責点3以下)を達成しており、抜群の安定感を誇っている。西武戦は昨年本拠地で登板。9回5安打で完封勝利を挙げている。

 ベルーナドームは初登板。「初めての球場なので、最初の5球を大事に初球から自分の球を投げられるように」。試合前のエナジーチャージで、チームにエネルギーを与える投球を披露する。